VESの国際学会（annual conference）に当院院長の近藤が登壇しました
2025年8月4日〜8日に京都にて開催された
VES （Veterinary Endoscopic Society）のカンファレンスに
当院 院長・近藤元紀が登壇し、口頭発表を行いました
京都での国際学会発表のご報告
先日、京都で開催された「Veterinary Endoscopic Society」の年次大会にて、口頭発表を行いました。
この国際学会は毎年世界各地で開催されており、昨年は米国サンタバーバラ、一昨年はイタリアで開かれました。
私は2016年にポルトガルで友人の発表を聴講したことをきっかけに刺激を受け、翌年から毎年発表を続けています。
途中コロナ禍で現地開催が中止となった年もありましたが、オンラインでの発表を含め、一度も欠かさず参加してまいりました。
今回の発表では、腹腔鏡下胆嚢摘出術における組織剥離の難しさに着目し、特に初心者がつまずきやすい要因を分析しました。
そして、より確実かつ正確に剥離を行うための工夫について考察を述べました。
会場には約200名の海外研究者が集まり、日本開催ということもあり国内の先生方の参加も多く、活発な議論が行われました。
このような国際学会での発表や交流を通じて得た知見は、日々の診療や手術に還元し、より安全で質の高い獣医療の提供につなげています。
来年はカナダでの開催が予定されており、今後も臨床と研究を重ねながら、英語での発表や論文執筆にも力を注いでいく所存です。
りんごの樹動物病院 院長 近藤元紀
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発表議題
「Effect of 3D tractional operative field exposure for laparoscopic cholecystectomy in small dogs」
りんごの樹動物病院では、院外からさまざまな専門医を招き、定期的なセミナーを実施。
当院のスタッフだけでなく、近隣動物病院の先生たちにもご参加いただいて、専門的な勉強・情報交換を積極的に行っております。
気になる講座・診療科などがございましたら、ぜひ気軽にご参加ください。
また、他院からの紹介・受け入れも積極的に行っています。
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